ブラウザ版の夜戦には陣形・交戦形態の影響がありません。アーケードではどうなのか?検証してきました。

通常夜戦

砲撃担当は金剛改Lv99(火力120・昼単縦陣火力90)、雷撃担当は磯風(Lv失念・雷装48)。

陣形 砲撃
ダメージ
雷撃
ダメージ
単縦陣
93
複縦陣
93
60
輪形陣
94
梯形陣
93
単横陣
93
60
警戒陣(1-3番)
93
警戒陣(4-6番)
93

なんと、通常夜戦では陣形がダメージに影響しません(雷撃の方は途中で打ち切りました)。今まで夜戦前に単縦陣にしていたのは一体・・・

その他、梯形陣・T字有利で軽巡ホ級(装甲5)に「92」が出たので交戦形態もダメージに影響が無いことが分かりました。自分で調べておいてなんですが、本当ですかね?(ただし、砲撃サークルには影響するかもしれません)

今回は調べていませんが、爆雷のダメージは必ずカスダメになります。

夜間突入マップの夜戦

夜間突入マップに駆逐イ級はいないので、比較的装甲が柔らかい期間限定海域の丙作戦E2で適当に砲撃しました。担当は金剛改(火力120)で、同航戦で砲撃しています。

陣形 攻撃対象 装甲 ダメージ
単縦陣 重巡リ級 28 58
単縦陣 駆逐ロ級 6 80
単縦陣 軽巡ホ級 5 81
複縦陣 軽巡ヘ級elite 32 73
複縦陣 重巡リ級 28 116(CL)
複縦陣 駆逐ロ級 6 92
単横陣 重巡リ級 28 38
単横陣 駆逐ロ級 6 52

同じ攻撃対象で陣形違いのダメージを見ると数値が違っていますので、陣形の影響があることが分かります。
複縦陣・ロ級の「92」が、最も装甲が薄い時の数値だとすれば、通常夜戦の補正後火力(96)と同じということになります。昼戦の複縦陣の火力は100ですから、常に複縦陣で運用している艦隊からすれば4%ほど火力が低くなっていると言えます。

単縦陣のダメージを見ますと、夜戦火力96に単縦陣補正0.9をかけて装甲値を引いた値と符合します。昼の複縦陣と比較すると、実に約14も火力が下がります。

複縦陣を見ます。軽巡ヘ級elite、駆逐ロ級は装甲値約71%を引いたとすると大体一致。重巡リ級へのクリティカルは装甲98%を引いたとすると大体一致。

次は単横陣。両方とも装甲値71%を引いたとすると大体一致(ややダメージが大きいか?)。

交戦形態については一発だけ撃って確認。複縦陣・T字有利で軽巡ヘ級eliteに砲撃すると「94」のダメージを与えました。T字有利が1.2倍とすると計算装甲値66%ぐらいになってしまいますが、そもそもの夜戦火力の誤差が途中の計算で膨れ上がったとするとあり得ない数値でもないかなと思います。
(5/6追記・調べていなかったT字不利と反航戦の補正が昼とは違っていました。T字不利は0.8倍、反航戦は0.9倍です。T字有利は1.2倍で同じ)

夜間突入マップの「昼間作戦時」に会敵し、夜戦に突入した場合は駆逐ロ級に「91」のダメージを与えました。通常の夜戦と同じようです。

まとめ

  • 通常の夜戦では、陣形・交戦形態が攻撃力に影響しない
    • 昼戦の複縦陣の砲撃火力を100とすると、夜戦火力は96程度まで落ちる。
      攻撃力は(火力+雷装) × 4/5。
    • 雷撃の威力は昼と変わらない。
    • 爆雷の攻撃は必ずカスダメになる。
  • 夜間突入マップの
    • 夜間作戦時」の夜戦では、陣形・交戦形態が攻撃力に影響する
      • 夜戦火力は通常の夜戦と同じ(複縦陣で100%)。
      • T字有利1.2倍・反航戦0.9倍・T字不利0.8倍
    • 昼間作戦時」の夜戦では、陣形・交戦形態が攻撃力に影響しない
      • 視界が狭く、探照灯・照明弾が発動する以外は通常の夜戦と同じ仕様。

終わりに

前のエントリーで「甲E3の最終砲撃で単縦陣にするのは悪手っぽい」と記載しましたが、「ブラウザ版の夜戦って陣形影響なかったよな?」と思い、気になって調べに行きました。調査の結果、やはり「悪手」のようです。

私は金剛改に「46cm三連装砲」2つ、「三式弾」1つ、「一式徹甲弾」1つを積んで甲E3で運用していますが、(三式弾補正を1.5倍とすると)複縦陣と単縦陣では16~17ぐらいダメージが違ってきます。残30未満で終わったことがあるので、もう一人の戦艦からのダメージも併せて考えれば、その時は複縦陣のままなら撃破できていたかもしれません。

(5/6追記)
別の調査で丙E-3を周回していたらT字不利にもかかわらず高いダメージが出ていることに気がつきました。駆逐ロ級・駆逐ハ級・軽巡ホ級に対して何度か砲撃してみると上記倍率であることが分かりました。T字有利だけ調べて他の交戦形態も同じと思い込んで調査しませんでしたが、失敗でした。